広島ブロックアカデミー/大竹

広島ブロックアカデミー 1日目/開校式

6月11日、12日と二日間に渡って、大竹青年会議所主管のもと、広島ブロックアカデミーが開催されました。

ビブス作成~紙漉き体験

・ビブス作成
「理念」をテーマに、同じ組のメンバーで同色のビブスで合わせ、メンバー全員の背中を使って、本年度広島ブロックアカデミーに対するチームとしてのスローガン(理念)を書いていただきました。ここで出会った仲間とともに協力して作ったスローガン達成に向けて、本事業に対してチーム一丸となって取り組んでいただくきっかけとなっていただけました。

・紙漉き体験
「継承」をテーマに、大竹の伝統文化である和紙紙漉き体験をしていただきました。各地青年会議所にも素晴らしい伝統や文化が多くあることと思います。そうした地元文化について一つの魅力や強みとして捉え、それらを継承していく責任世代として、今後それぞれの地域でのまちづくりに活かしていただければと思います。

登山

・三倉岳登山
「互助」をテーマに、大竹有数の山である三倉岳登山をしていただきました。組毎に課せられた水を運び、道中には大竹に関する暗記をしていただき、単独で登らぬように点呼を途中に何度もとりながら、チームで協力して助け合い(互助)、目標に向かっていき、それを達成する喜びを感じていただけました。大変な労力の末に登った山、そうした共通の達成感が、今後仲間とともに新たな目標をみつけ行動する糧となる、一つの成功体験として感じていただけたことでしょう。

大懇親会/居酒屋の青春

・居酒屋の青春
「共感」をテーマに、新入会員や仮入会者が理事長を囲んでそのお話を聞く、理事長座談会を開催しました。理事長方には、「JCでご自身の意識や考え方(行動)が変わった出来事(経験や出会い)」、「JCで学び気付いたこと」、「JCで得たつながりと、それがもたらしたもの」等のお話をしていただきました。新入会員や仮入会者には、理事長方のお話を聞き、ここまでの研修で出来た気の合う仲間とともに、JCの持つ可能性を感じて(共感して)いただけたと思います。

2日目/太極拳~VMVセミナー~決意のハガキ

・太極拳

「集中」をテーマに、ブロックアカデミー二日目は、大竹太極拳協会の方を講師に迎え、初級太極拳を体験していただくことから始まりました。参加者にとって初めて体験する太極拳では、集中して講師の動きを見て真似ることで、早朝に行う頭の体操(集中)として、次に行うVMVセミナーに向けて、会員が頭の冴えた状態で行っていただきたいと考え、用意しました。

・VMV

「根源」をテーマに、日本JC公認セミナーであるVMVセミナーを開催しました。天野トレーナーと安本トレーナーより、JCの歴史(根源)から、Vision(未来像)、Mission(使命)、Values(価値)について説明されました。JCI CREEDやJCI MISSION、JCI VISIONの意味もわかりやすく教えていただけました。既にVMVセミナーを受講された方に関しても、以前受講された時と異なる立場や役職において、今一度JCがどういった団体であるか見直し、改めてJCで何をすべきかを考えられる良い機会になったことと思います。

・決意のハガキ

「断行」をテーマに、一泊二日の研修を終えて、JAYCEEとして意識の変革がなされた参加者のリーダーとしての決意を、初日で各自作った和紙ハガキに書いていただきました。本事業でインプットしてきたものを、周りの方や自分自身に対する意識のアウトプットする場として、用意しました。「こんな風になりたい!」、「○○になるぞ!」といった、自分に対する理想と、それに向けての意気込み(断行)を書き込んでいただけました。

・実行委員長所見

この度の2016年度広島ブロックアカデミーでは、「挑戦」というテーマのもと、『 多くの刺激と出会いから仲間との友情を深め、地域のリーダーとなるべきJAYCEEとして行動するための、意識の変革を促すこと 』を目的とし、開催させていただきました。
実行委員会ではブロックアカデミーを構築する際に、1泊2日の短い時間ではあるが、ポジティブチェンジする場を出来る限り多く設け、その時に少しでも大竹を感じていただき、ここでの体験が人生における宝物となっていただきたいと考え設営致しました。
参加された新入会員や仮入会者の皆様には、厳しい三倉岳登山を仲間と助け合い達成した時の感動、理事長の経験から希望にあふれた未来の想像、VMVによるJCの本来の目的の理解、未来への自分自身が行動する決意を胸に、短い時間ながら寝食を共にして団体生活を通じて得たLOMを越えた仲間やライバルに負けぬように、今後も地域で活躍するリーダーとなっていただければと思います。
最後に、企画から準備、当日の設営まで、御協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。